商社の営業事務は営業(外勤)のサポートを行う事が主な仕事内容です。
「一般事務と営業事務は何が違うの?」
「商社の営業事務の仕事内容とは?」
「実際の1日の流れはどんな感じ?」
そのような疑問にお答えします。
私は商社の営業事務の仕事に携わって8年目になります。
現役の商社マンです。
現役の商社マンだからこそより詳しく、より分かりやすくご説明します。
そもそも、「商社」とは?とよく知らない方は、「商社とは?現役商社マンがわかりやすく説明します!」、「商社とは!主な仕事内容をわかりやすく説明:製品を調達・販売するトレーディング業です」の記事で詳しく解説していますので是非ご覧ください♪


Contents
営業事務と一般事務の違いは?

営業事務と一般事務の違いについて解説します。
営業事務とは
営業事務は「営業アシスタント」と呼ばれることがある通り、営業(外勤)のサポートを行う事が主な仕事内容です。
営業(外勤)と取引先との間に立ち、業務が円滑に進むようにサポートします。
- 電話やメールでの対応
- 受発注業務に関する事務処理
- 納期管理(確認・調整・回答)
- 在庫管理
- 見積書、納品書、請求書の作成対応
営業(外勤)の人が案件を獲得してきて、その前後の事務的処理を営業事務が行うイメージです。
一般事務とは
一般事務は、社内で発生する事務処理を行うことが多いです。
総務、人事、庶務事務などが一般事務にあたります。
- 電話やメールでの対応
- 郵便物の管理や送付
- 備品の補充や発注、管理業務
- データ入力やファイリング
- 資料や書類の作成
- 従業員の出張費など経費精算
取引先に対してではなく、社内の社員に関連する事務業務が多いです。
商社の営業事務は大変?の仕事内容とは

商社の営業事務の仕事内容について書きます。
先ほどの営業事務の仕事内容にそってもう少し細かく説明しますね。
- 電話やメールでの対応
- 受発注業務に関する事務処理
- 納期管理(確認・調整・回答)
- 在庫管理
- 見積書、納品書、請求書の作成対応
①電話やメールでの対応
商社は企業を相手にビジネスをしています。
ですので、個人のお客様からの電話はめったになく、企業からの電話やメールでの対応がほとんどです。
営業(外勤)が不在の時には用件を聞いたり、代わりに対応したりします。
伝言を預かったり、外出先の営業と連絡をとって取り次ぎを行うこともあります。
②受発注業務に関する事務処理
お客様から注文を受ける場合に、注文書を受け取ります。
注文内容を社内システムに入力を行い、受発注業務を行います。
企業ごとでそれぞれ独自のシステムを使用していることが多いです。
③納期管理(確認・調整・回答)
納期とは注文品を収める期日のことを言います。
注文後に、いつ製品の入荷があるか仕入先への確認を行います。
納期が折り合っていない場合には、調整依頼を行います。
そして、日程の連絡をお客様に回答します。
④在庫管理
自分のお客様専用の在庫を持つ場合があります。
在庫をたくさん抱え込むのは会社の負担になりますし、足りなくなるとお客様に迷惑が掛かります。
ですので、過剰になりすぎないように、且つ、足りなくならないように、在庫の管理が必要なのです。
お客様の必要数量や日程にあわせて補充をかけたり、欠品状態にならないように管理していきます。
⑤見積書、納品書、請求書の作成対応
お客様へ提示する見積書の作成を行います。
製品と一緒に届ける納品書の作成対応も行います。
請求書については、経理部が作成・管理を一貫して対応している企業もありますが、営業事務の仕事内容に含まれている場合もあるでしょう。
具体例:商社の営業事務員である私の仕事内容

私は専門商社に勤める現役の商社マンです。
営業事務を行っています。
営業事務の仕事内容への理解を深めるために、私の1日の流れをご紹介します。
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8:50*朝礼**私の会社では毎朝朝礼を行っています*
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9:00*始業**まずはメールのチェックから。その後は見積業務・受発注業務・納期管理業務をこなしつつ、メール・電話対応や来客対応などを並行して行います*
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12:00*お昼休み**お弁当持参。社内のデスクでお昼ご飯です*
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13:00*午後の仕事スタート**午前中と同じような業務を行います。郵便物や宅配の発送業務も行います。*
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17:30*退社**残業はしない!がモットーです
ザックリと書きましたが、こんな感じで仕事をしています。
【まとめ】商社の営業事務は大変?仕事内容を現役の商社マンが解説します

商社の営業事務の仕事内容について書きました。
仕事内容の区別がよく分からない「営業事務」と「一般事務」の違いを説明しました。
営業(外勤)のサポートを行う事が主な仕事内容です。
営業アシスタントと呼ばれることも多いです。
営業(外勤)と取引先との間に立ち、業務が円滑に進むようにサポートします。
社内で発生する事務処理を行うことが多いです。
総務、人事、庶務事務などが一般事務にあたります。
社内の社員に関する事務業務が多いです。
次に、営業事務の仕事内容を、主な例として5つ挙げました。
- 電話やメールでの対応
- 受発注業務に関する事務処理
- 納期管理(確認・調整・回答)
- 在庫管理
- 見積書、納品書、請求書の作成対応
企業によって多少違う仕事内容もあるかとは思いますが、営業事務の一般的な仕事内容としてはこちらの5つです。
また、忙しさや大変さも企業によってですが、慣れてしまえば大丈夫です!
私は現在、専門商社の営業事務の仕事をしています。
「営業事務とはなんぞや?」「実際に1日何しとんのや?」ということで、ザックリ私の日常をまとめて書きました。
営業事務の仕事内容への理解が深まるといいなぁ~という願いをこめてw
今回の記事は以上です。
しょこちん(@shoko92111)でした!